日本刀は古くからわが国が誇る鉄の文化財です。

定時評議員会・新博物館建設現場見学

2017年06月30日 更新

【定時評議員会】

六月二十三日、刀剣協会4階 講堂にての評議員会に出席してきました。

議案は、
第一号議案 平成28年度事業報告(監査報告)及び決算について(柴原専務理事)

第二号議案 定款の一部変更について

第三号議案 理事の選任について

酒井会長の挨拶に続き、森評議委員長の議長にて、第一号~第三号案まで、報告、説明、選任と議事が行なわれました。
資料が①、②、③と配布されており、議事はスムーズに進み終了しました。

①号議案の中で、新刀剣博物館建設関連の報告は、来年一月オープンまでの永い御苦労がしのばれるとともに、期待が大きいだけに興味深いものでした。

③号議案は2名の理事退任と、新任2名を含む、新理事選任がスムーズに行なわれました。理事選任後の理事会にて、酒井会長、柴原専務理事、志塚・福本常務理事、再任のお知らせもありました。

 

 
【新博物館建設現場見学】

東京都墨田区横綱1-12-9、旧安田庭園内に建設中の新博物館の見学会が計画されていました。
両国国技館の隣、江戸東京博物館も真近にする、旧安田庭園に三階建ての刀剣博物館がすでに最終の内装工事に入っているところでした。
ていねいな説明を受けながら屋上まで見学できました。
一言で感想を述べるとしたら、品格の高い小じんまりとした姿が回りの高層ビル群、貫禄充分の国技館、江戸東京博物館、スカイツリー、そして隅田川までを借景にして、安田庭園の中にもうすぐ姿を現す。でした。
それはまるで、大東京の坪庭だと思いました。
この地より、厚く、力強い隅田川の流れのように、日本刀文化が世界中に流れていくでしょう。
新博物館は来年一月十九日オープンです。

(米田記)

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