日本刀は古くからわが国が誇る鉄の文化財です。
1月定期鑑定会報告
2015年01月28日 更新
1月18日、中央市民会館にて、支部間交流のある熊本支部役員の方に鑑定刀を持参していただき鑑定会を開催しました。
鑑定刀は下記の5振り、さらに洗練された意匠と麗しい錆色と金象嵌の調和のとれた逸品の肥後鍔5点と、博多支部の某氏から大名家伝来で、藤の花木を金高蒔絵にした見事な半太刀拵えの大小が展示されました。
1号 刀 備前忠光
2号 脇差 越中守正俊
3号 短刀 村正
4号 刀 備前兼光 極メ
5号 太刀 古青江 朱銘
2号の越中守正俊は通常見る作とは異なり、入札難でしたが、他は特徴があり、大変勉強になりました。
当日の参加者は、博多支部員20名と大学で歴史専攻の女子学生2名の参加がありました。
鑑定会終了後、場所を移して新年会となり、刀談義が大いに盛り上がりました。
熊本支部の方がたには宴会までお付合いいただき、誠に有難うございました。